ドメインとDNS
ドメインは、Webサイトの住所です。
DNS は、そのドメインを実際のサーバーへつなぐ仕組みです。
ドメイン: code-recipes.com
DNS: code-recipes.com をどのサーバーに向けるかを管理する仕組み
ドメインとは
ドメインは、人間が覚えやすい Web サイトの名前です。
example.com
code-recipes.com
github.com
本当の接続先は IP アドレスのような数字で表されますが、数字だけでは覚えにくいため、ドメインが使われます。
ドメインの部品
www.example.com
| 部品 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| トップレベルドメイン | .com | ドメインの大きな分類 |
| セカンドレベルドメイン | example | 自分で取得する名前の中心 |
| サブドメイン | www | 用途ごとに分ける名前 |
example.com のような形をルートドメイン、www.example.com や docs.example.com をサブドメインと呼ぶことがあります。
DNSとは
DNS は Domain Name System の略です。
ブラウザが example.com を開くとき、DNS に「このドメインはどのサーバーに向かえばよいですか」と問い合わせます。
ブラウザ → DNSに問い合わせ → サーバーの場所を知る → サイトへ接続
DNS の設定が間違っていると、ドメインを取得していてもサイトは表示されません。
よく使うDNSレコード
DNS では、レコードという設定を使ってドメインの向き先を決めます。
| レコード | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| A | ドメインを IPv4 アドレスへ向ける | example.com → 192.0.2.1 |
| AAAA | ドメインを IPv6 アドレスへ向ける | example.com → 2001:db8::1 |
| CNAME | 別のドメイン名へ向ける | www → example.github.io |
| TXT | 文字情報を置く | Search Console の所有者確認 |
| MX | メールの受信先を指定する | 独自ドメインメール |
Web サイト公開で最初によく使うのは、A レコード、CNAME、TXT レコードです。
ルートドメインとwww
同じサイトでも、次の 2 つは別のホスト名として扱われます。
https://example.com/
https://www.example.com/
どちらをメインにするか決めて、もう片方からリダイレクトする構成にすると分かりやすいです。
たとえば Code Recipe では、code-recipes.com をメインのドメインとして使います。
DNSの反映には時間がかかる
DNS を変更しても、すぐに世界中へ反映されるとは限りません。
数分で変わることもありますが、最大で 24〜48 時間ほどかかることがあります。
設定後にすぐ表示されないときは、次を確認します。
- DNS レコードの名前と値が正しいか
- ドメイン管理画面で保存できているか
- 公開サービス側にも同じドメインを登録したか
- HTTPS 証明書の発行が完了しているか
- 少し時間を置いてから再確認したか
独自ドメイン公開の流れ
GitHub Pages や Vercel などで独自ドメインを使うときは、だいたい次の流れになります。
- ドメインを取得する
- 公開サービス側にドメインを登録する
- ドメイン管理画面で DNS レコードを設定する
- DNS の反映を待つ
- HTTPS を有効にする
- ブラウザで表示を確認する
GitHub Pages と Cloudflare の具体的な設定は、独自ドメイン設定(Cloudflare + GitHub Pages) にまとめています。
よくある失敗
| 困りごと | 見直す場所 |
|---|---|
| サイトが表示されない | A レコードや CNAME の向き先 |
www だけ表示される | ルートドメイン側の設定 |
| HTTPS が有効にならない | DNS 反映、証明書、公開サービス側の設定 |
| Search Console の確認に失敗する | TXT レコードの値、登録したプロパティ |
| AdSense のサイト URL と違う | https://、www の有無、末尾スラッシュ |
ドメインは「取得して終わり」ではなく、DNS で公開先へ正しく向けるところまでがセットです。